「峠うどん」重松清の入門書としては最適です

久々に重松清を読みました。5~6年前は重松清の作品をよく読んでいたのですが、最近はさっぱりでした。

別に嫌いになったとかではなく、たまたま新刊がなかっただけなのですが、新聞の広告欄で久しぶりの新刊を発見!

図書館へ行ってみると並んでいたのでさっそくかりて読んでみました。

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市営斎場のすぐ隣にあるうどん屋が舞台に、中学生の女の子を主人公に色々な形の「死」についての物語です。

実家(おじいちゃんとおばあちゃん)のうどん屋でお手伝いする中学生の女の子が、色々な人の悲しみをみながら成長していくというお話でした。

テーマがテーマなだけに重々しい雰囲気の話かと思って読み進めていくと、意外なほどに爽やかな物語です。

重松清というと中年のくたびれたサラリーマン(けっこう行き詰っている)が主役の少しダウナーな感じの小説が主流でしたが、「峠うどん」はあと味爽やかな物語のひとつです。

重松清独特の暗い話ではないですし、かといって重松清らしさも全くかけておらず愛らしいキャラクター満載の小説です。この小説でしたら今から重松清を読もうという人にはピッタリな作品です。

ただ、もともと重松清ファンの人には、良い意味でも悪い身でもクセが少なく少し物足りないかもしれません。あの独特の暗さはありません。

わたしは少し拍子抜けしたクチですが、それ以上に久々にまじりっけなしの優しい物語に出会えてよかったです。

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さいごに

少し前ですがドラマで「流星ワゴン」を観て以来久々に重松清が読みたくなったところへの新刊です。

やはり重松清の小説はいいですね。また他にも読みたくなりました。

それでは!